ケンボックス ミニカー中心に在庫1万点 「粗利3割以下でも買取る」
2018年05月30日
ケンボックス
ミニカー中心に在庫1万点 「粗利3割以下でも買取る」
実店舗1店を運営し、ミニカーなど中古玩具の買取・販売を行うケンボックス(東京都新宿区)は商品在庫を1万点以上に伸ばした。「プレミアム商品なら、粗利率3割以下でも買い取る」(坂詰健一 代表)ことが商品調達につながっている。
▲トミカのシリーズが充実
「最近は総合店が何でも買い取るようになり、価格競争が起きている」(坂詰代表)。同社では、「何十万種類ものミニカーを見てきた」(坂詰代表)知見を活かし、それを買取価格に反映。供給量の少ない商品には、他店より高い買取価格を付けていく。これによって2010年創業当時は4000点程度だった在庫を、倍以上に伸ばした。
同社が取り扱う商品の8割以上がトミカのミニカー。買取・販売ともに30~50代男性のコア客層からの集客につなげている。
仕入れの7割以上が店頭買取。店頭販売・ネット販売の比率が約半々で、中心客単価は3000円前後。
▲坂詰健一 代表
第440号(2018/05/25発行)6面