手紙社、昭和記念公園で「東京蚤の市」来場者は5万人を超え大盛況
2019年12月15日
手紙社(東京都調布市)の主催する「東京蚤の市」第16回が立川市の昭和記念公園で開催された。11月15日~17日の3日間にわたり、古道具、古書、古着など235店が出展。来場者数は5万人を超え、盛況となった。
秋晴れの下で盛況な会場
東京蚤の市は毎年2回開催しており、今回は古書店や古道具店を中心に、国内外の飲食店、パフォーマンス団体など多様なジャンルが軒を連ね、賑わいを見せた。「2泊3日の世界旅行」というテーマを設定し、北欧雑貨などの海外の商品やフード関連に注力。リユース関連では古書店と古着店がそれぞれ12店、海外雑貨等の古道具店が81店集結。関東周辺の店舗が多く出店するが、中には北海道や九州エリアからの出店もあった。
会場の担当者は、「前回は大井競馬場にて開催し、3.5万人の来場だった。今回は5万人を超える勢い」と話した。出店者は公募ではなく、手紙社のスタッフにより選ばれる。
昭和記念公園「みどりの文化ゾーン」の一部を柵で囲い、会場とした。最終日の現地では、秋晴れにふさわしい晴天のもと、前に進むのが困難なほどの活況を呈し、ある来場者は「コミックマーケットのような賑わい」と話した。「東京蚤の市」は年2回、春と秋に開催しており、11月30日、12月1日には関西でも同様のイベントを開催した。次回開催は未定。
第477号(2019/12/10発行)5面