コンテナ余剰で中古に商機?
2023年02月14日
商品の輸送に使われるコンテナ。コロナ禍になって以降、流通量の不足が続いていたが、今年に入ってからは少しずつ余り始めているという。そして今後も余剰の傾向になるという声も。余った中古コンテナに商機が生まれている状況。どんな活用法があるのだろうか。中古コンテナを扱う企業に話を聞いた。
農産物やケーキの冷蔵に
コンテナ余剰で中古に商機?
コロナ禍に入って以降、不足に陥り、価格が高騰していたコンテナ。コンテナ販売やトランクルーム事業を手掛ける加瀬倉庫(神奈川県横浜市)では中古コンテナの販売は中止し、同社が運営するトランクルームとしてのみ活用していたという。
しかし、コンテナを広く扱うEFインターナショナル(以下EFI、神奈川県横浜市)の営業第一部の中澤智大次長によると、「コンテナは増産傾向にあり、今年に入ってからは少しずつ余剰になってきている」とのことだ。
「中国のコンテナが9割を占めているので、中国の動きで状況は大きく変わります。」(中澤氏)
第553号(2023/02/10発行)19面