ネオプライス、遺品整理業に本腰
2017年01月18日
買取増も狙い業績向上へ
総合リユース店を2店運営するネオプライス(大阪府寝屋川市)が、遺品整理の拡大で業績を伸ばす考えだ。
マレリークのHP
遺品整理事業は「マレリーク」の屋号で2014年に開始。売上は全体の10%程だが、付随して買い取れる中古品が売上増に寄与している。2016年12月期の売上高は前期比50%増の約3億円の見込み。5年後に遺品整理単体で3億円、全体で10億円を目指す。
「高齢化が進み遺品整理自体の需要が増えています。そこで不用品の買取依頼があれば買取金額分を値引きできるので、喜ばれています」(近藤博之社長)
同社は大阪に2拠点、東京に1拠点を持ち、関西と関東一円で遺品整理・生前整理を展開。中心価格は10万〜15万円だ。必要に応じ、消臭業務や特殊清掃、家屋のリフォーム・解体なども提供する。月間20件弱を手掛けているが、今期には2倍に拡大したい考えだ。
総合リユース「ネオプライス」の外観
407号(2017/01/10発行)8面