メディア買取りバリQ、24時間以内の査定約束
2017年10月13日
超過で30%買値アップ
サムライソウル(茨城県古河市)が運営するメディア中心の買い取りサイト「バリQ」で、「24時間以内に査定結果を知らせなかったら査定額30%アップ」のキャンペーンを実施している。8月に開催していたが、好評で9月も延長した。通常月に比べ、査定依頼が10〜20%アップしたと言う。
買取サイトに24時間以内に査定を通知する「挑戦状」を掲載
お客にアンケートをとったところ、約40%が査定スピードが高い点を評価していると分かったため、早さを強調することにした。買い取り量を見ながらマンパワーを調整し、全件商品到着後24時間以内に査定通知を行っている状態だと言う。同社はメディアの新品小売店など複数業態を運営しており、原則全スタッフが全業務をできるよう育成。負荷の多い場所に柔軟に配置することで、買い取り量増加に対応している。
「同業企業の中には、査定の待ち時間を表示しているところもある。買い取りが大量に集まっているためだと思いますが、それなら当社は早さで訴求しようと考えました」(長谷川久社長)
バリQの本社兼物流センター。通行 人や電車の乗客に訴求する外観
同事業は前期比30%増で売り上げを伸ばしている。今後は商材幅の拡大、高齢者層への新サービス、海外販売などを行いながら成長を目指す。
サムライソウル 長谷川久社長
425号(2017/10/10発行)3面