TFF、レンタサイクル支援
2018年01月22日
筑波大放置自転車を活用
筑波大学卒業生が運営する、筑波フューチャーファンディング(TFF:東京都中央区)が、AirBnB型レンタサイクル「シェアサイクル」の事業立ち上げ支援を開始した。
TFF賞を受賞した「シェアサイクル」
都内又は地方に居住するホストが自転車の貸し出しを行う。1日800円を目安にレンタルすると、ホストに500円、決済費用に100円、運営事業者シェアサイクルに200円が入るという仕組み。乗り捨てや大幅な破損が発生した時には1万円をユーザーに課金。乗り捨て回収者には1万円の報奨金を提供する。
筑波大は毎年4000名弱の学生が卒業しており、年間数百台の放置自転車が発生していると言う。これをイベントで回収し、ホストに貸し出す。
シェアサイクルは、起業イベント「スタートアップウィークエンド第5回つくば大会」でTFF賞を受賞した。
シェアリングエコノミーは成長しており、自転車のシェアサービスにはセブンイレブンやソフトバンク、ドコモなども参入している。
431号(2018/01/10発行)19面