【意識調査】東京都民に聞く! 自転車シェアの認知度は70%

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【意識調査】東京都民に聞く! 自転車シェアの認知度は70%

2018年07月20日

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【意識調査
日本でも広まってきたシェアリングエコノミー。最近ではCO2削減や渋滞緩和等を目指し、都市部を中心に自転車シェアリング(以下、自転車シェア)の社会実験が行われている。
そこで自転車シェアについて利用の理由や用途を聞いたアンケート結果を紹介する。調査を行ったのはマクロミル(東京都港区)。

東京都民に聞く!
自転車シェアの認知度は70%

東京に在住の20~50代男女1万人に聞くと、自転車シェアを現在「利用している」人は5%、「利用していたが止めた(一度使ったが継続利用はしていない)」人が3%で利用経験率は合計8%

最も多い「知っているが利用していない」63%と合計した約70%が自転車シェアを認知していた。

自転車.PNG

現在自転車シェアを利用している492人に、利用する理由を聞くと、「自分で所有する代わり」47%が最多で、次が「利用方法が手軽」42%、「料金が安いから」41%となり、利便性の高さや料金の安さが決め手となっているようだ。

用途は「近い距離の移動」が56%で、次いで「他の交通手段がない場所への移動」34%、「通勤・通学」30%と利用者は自転車シェアを上手く活用していることがわかる。

自転車2.PNG

現利用者に、自転車シェアに今後期待することを聞くと、「料金をもっと安く」50%、「ポートの増設」45%となった。

また、利用を止めた人の理由は「都合良い場所にポートがなかった」38%、「料金が高い」30%となった。

利用したこと がない人の理由でも、2位に「行動範囲にポートがない」31%が挙がった。

これらの結果から、〝リーズナブルな料金〟と〝ポートの増設〟が普及のポイントになりそうだ。

〈調査概要〉
調査方法:インターネット調査
対 象 者:東京都在住の20~50代男女(全体1万人。うち自転車シェアリング利用者492人)
調査期間:2017年10月6日~10月12日

第443号(2018/07/10発行)13面

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