リユース経済新聞の植樹プロジェクト

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リユース業界はもっとECOを目指します 植樹プロジェクト

まだまだ使えるのに捨てられてしまうモノ。そんなモノたちに再び命を吹き込み、第二の人生を歩んでもらうー。
リユース業界は、昔からそういう仕事をしてきました。
この営みがゴミを減らし、モッタイナイ精神を育み、少なからず日本の循環型社会にづくりに貢献してきたと思います。
しかし、それだけでは間に合わないほどに資源は掘り起こされ、ゴミはあふれかえっていることに気づきました。
「リユース業界が一つになって、かけがえのない地球を守る活動をもっと積極的に進めよう」
呼びかけに応えてくれた中小事業者たちと、様々なECO企画を展開するプロジェクトです。

企画第1弾/枯れた大地に木を植えよう

31社の協力で430本分の植樹活動を
アフリカで行うことになりました。

環境保全活動を行うNGO「緑のサヘル」に資金を提供し、アフリカ・ サヘル地域での植樹活動を応援します。

アカシアやミモザ、果樹など20種類の樹木の中から植林エリアに合った苗を植えます。

31社の協力で430本分の植樹活動をアフリカで行うことになりました。
  • サヘルとは、アラビア語で「岸辺」という意味です。かつてサヘルは、キャラバンがサハラ砂漠から帰ってきて、一番はじめに見る緑の岸辺でした。夜にはゾウやライオンなど野生動物が現れる、植物・人間・動物が共生している豊かなアフリカだったのです。

    しかし今では、「飢餓ベルト」と呼ばれています。住民が慢性的にお腹を空かせており、作物が育ちません。砂に埋もれてしまう家もあります。いったいなぜなのでしょうか。

    アフリカ・ サヘル地域の子供達
  • 様々な理由がありますが、その中でも重要なことの一つに、『木陰がないこと』があげられます。

    木陰がないと、大地に直射日光があたり地中の水分を蒸発させてしまいます。

    また、雨季に入って雨が降っても木の根が張っていない大地からは栄養分が流れ出し、乾いたころにはコチコチの土地になってしまうのです。

    こうして砂漠化が進むと、砂嵐がひどくなります。防風・防砂の役目を果たす林が無いので、サハラ砂漠からの砂が吹き込み、埋もれてしまうムラもあります。この負のスパイラルから抜け出すためには、植林が必要なのです。

    砂漠化の進んだ土地
  • ただ木を植えればいいというわけではありません。

    育つのは早いけど、地中の栄養分の浪費が多い木。根の間に栄養を蓄えることができるけど成長の遅い木。水の少ないサヘルで、住民の飲み水を犠牲にしない方法。

    様々なことに配慮しながら、本当に意味のある植樹を行わなければならないと知りました。それを行っているのが、NGO「緑のサヘル」です。

    リユース業界で集めた寄付金を「緑のサヘル」に託し、植林活動を行ってもらいます。

    アフリカ・ サヘル地域の様子

寄付金集めの方法

リユース業界の専門紙「リユース経済新聞」に、各社の環境活動への思いを意見広告として出稿してもらいました。

新聞の紙面をサヘルの枯れた大地にみたてて、企画に賛同してくれた会社が植樹するというコンセプトです。

広告費の一部を、緑のサヘルに託して植林活動に活用してもらいます。

環境ビジネスを行うRAUL株式会社のサポートを得て企画。
31社の協賛で、430本分の寄付金が集まりました。

植樹活動の様子

参加企業一覧

緑のサヘルから

事務局長 菅川 拓也氏

事務局長 菅川 拓也氏

リユース業はモノを捨てたくない、無駄を出したくないという
今の時代にマッチしたビジネス。進んでいる業界だと思います。
それだけでも評価されるべきなのに、それに加えてこういう取り組みに乗り出すとは、視野の広い業界だと感じました。

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