ブランドオフ、中国・宝瑞通とEC提携
2016年04月10日
タオバオ販売を委託
ブランドオフ(石川県金沢市)が3月16日、中国で質店事業などを行う北京宝瑞通典当行有限責任公司(以下、宝瑞通「ボルイトン」)と業務提携を行った。中国向けEC市場でシェアを獲得するのが狙い。アリババグループが運営する「淘宝網(タオバオワン)」と「天猫(Tmall)のECモールに新規出店し、この運営を宝瑞通に委託する。
提携の契約書にサインする両社の代表
まずは月商1億円へ
タオバオなどへの商品出品は4月上旬にはじめる予定。まずは月商1億円の規模を目指す。
宝瑞通は「ブランドオフ」の中国内における商標独占権を有し、ECサイトの運営だけでなく広告宣伝、出納代行、カスタマーサービス業務全般を請け負う。商品は全てブランドオフが日本から出荷し、売れれば手数料を支払う仕組みだ。2社はお互いを唯一の戦略パートナーとする。
389号(2016/4/10発行) 1面