第64回 大注目アクセサリー編
本体と一緒に買ってもらおう!
今回は「尖った」をコンセプトに、これからトレンドが来そうなアクセサリーを中国の深センで発掘してきました。100以上のアイテムを見た中で、特に尖った商品3つを紹介します。
①アプリ名:Beauty fill light humidifier
コンセプト:自撮り用ライティング兼加湿器
特徴:自撮り用のライティングは最近よく見られますが、この商品の興味深い点がミストも出ることです。自撮りを少しでも可愛く写したい女性の心に響くコンセプトだと思います。
また、料理の撮影にも使えそうで、インスタグラム投稿にも戦力になりそう。上下でスマホを挟むタイプなので、脱着がすぐできるのもプラスポイントです。
②アプリ名:MOBILE JOYSTICK
コンセプト:スマホの液晶につけたジョイスティックでゲームができる
特徴:格闘系やシューティング系、サッカーなど、動く系のアプリゲームは、操作性を求められます。そのため、液晶の反応が悪いとゲームの出来・不出来に直結してしまいます。このジョイスティックはこの問題を解決できます。直径5センチの商品を液晶に吸盤で貼り付ければ、即座にコントローラーとして使えます。吸盤なので、自分の好きな位置に貼れるし、外しても跡はつきません。
③アプリ名:AR GUN
コンセプト:AR(拡張現実)でいろいろなゲームが楽しめる
特徴:スマホとガンをつなぐことで、スマホの画面とガンがリンクします。ゲームはアプリをDLする形で、バイオハザードやシューティングなど約10種類のゲームが楽しめます。
僕はゲームにはまりすぎて、トリガーを引く右手人差し指が攣りそうになりました。
店頭に陳列するアクセサリーは、定番商品以外の面白いと思ってもらえるアイテムがあると他店との差別化になります。参考になれば幸いです。
携帯市場
粟津 浜一 代表取締役
<Profile>
1979年12月岐阜県生まれ。2004年筑波大学大学院修士課程修了。ブラザー工業株式会社を経て、2009年株式会社アワーズを設立、2017年に株式会社携帯市場へ社名変更。中古携帯市場動向セミナーを数回開催。これまでに500以上店舗に中古携帯事業を展開、コンサルを行っている。
421号(2017/08/10発行)12面