絵本カフェみちくさ(大分県大分市)
どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気漂う店内には1000冊以上の絵本が揃っている
煉瓦造りの建物と壁に配されたステンドグラスがレトロな雰囲気を醸し出す落ち着いた空間。この雰囲気をオーナーが気に入り、老舗の喫茶店だった店舗を居抜きで契約して2013年にオープンした絵本カフェ。
オーナーは学童クラブで仕事をしていた経験から絵本を読む機会が多く、自身でも多くの本を所有していた。
オープン時はその絵本と学童クラブがあった公民館から譲ってもらった物を合わせた300冊からスタート。その後、地方のメディアに取り上げられた事をきっかけに、不要になった絵本を贈ってもらったり、買い足したりしながら、現在では1000冊を超える絵本が揃う。店内の棚にはそんな種類豊富な絵本がズラリと並んでいる。
カフェメニューも絵本カフェらしく、絵本からヒントを得た料理が好評。野菜たっぷりの「おだんごスープ」や「ぐりとぐらのカステラセット」など可愛らしいメニューが、より絵本の世界に引き込んでくれる。
日本ブックカフェ協会
ブックカフェの認知度向上と普及を目的に2015年8月設立。開業支援講座開催から経営支援、イベント開催、ネット販売支援等を実施。協参企業として建築や不動産、書店、食材など幅広い業種の企業が加盟している。
※写真・参考文章は「日本ブックカフェ協会」が提供。
426号(2017/10/25発行)15面