ひと工夫レポート リサイクル&古着 チョップ、〝量り買い〟で衣類の買取倍増

検索

「ひと工夫レポート」

ひと工夫レポート リサイクル&古着 チョップ、〝量り買い〟で衣類の買取倍増

2017年11月08日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのかレポートする。

マダムの声に応え、中心は婦人服

婦人向け衣類・服飾雑貨が1000点以上7台分の駐車スペースがある。約40坪の店内には、婦人向け衣類・服飾雑貨が1000点以上

古着と雑貨を提供するチョップ(千葉県野田市)では、衣類の買取りの際に〝量り買い〟を導入している。導入前と比べ月の買取点数は倍増。現在は月に1000点以上の衣類が集まる。

「よその店舗で買取拒否された物を引取って欲しいというご婦人客のニーズがたくさんあった。そういう物も含め、以前は1着ずつ査定を。しかしどうしても手間がかかるので、一度に多くの買取りを捌けないかと量り買いにしました」(湊屋真樹代表)

衣類のランクを3つに分ける。ブランド品等の人気商品は1㎏で200円、季節外の物は1㎏で30円、販売が難しい物は1㎏で1円という具合だ。また、合計100円からの買取りを受けているので、お客は一度に複数の衣類を持ち寄ることになる。一度にカットソー6〜7枚や、アウター2枚等、組み合わせは様々。どうしても衣類のみでは足りない人は、バッグや小物などと組み合わせることも可能。

什器の多くが湊屋代表によるDIYだ店内の買取カウンター。什器の多くが湊屋代表によるDIYだ

創業は総合リユース店でスタート。その後お客のニーズを受けて婦人服を多く取り入れている。

リサイクル&古着チョップ 湊屋真樹代表リサイクル&古着チョップ 湊屋真樹代表

426号(2017/10/25発行)16面

Page top
閉じる