カメラのレモン社、デジタル機強化
2015年11月14日
秋葉原に新店
中古の舶来・フィルムカメラを中心に扱う老舗カメラ店のレモン社(東京都中央区)が、デジタルの販売を強化する。
それに向け、8月10日には東京・秋葉原に新店をオープンした。主力商品は製造から5年以内のデジタル一眼レフやミラーレス一眼のボディとレンズ。 40坪の売り場で500〜600点を扱う。現在は8割が中古だが、今後は新品も増やしていく方針。当面は月商600〜700万円を目指す。
秋葉原店をオープンしたのは、若年層の集客を強化するため。既存店の中心客層は舶来・フィルムを好む50〜60代と、年配層にやや偏っている。若い世代のカメラ好きを開拓し、長期に渡って買取販売を行える顧客を増やす狙いだ。
秋葉原店では、新品・中古を問わず中心価格10〜15万円で提供。ターゲットとなる20〜40代にも買いやすい価格帯とした。
379号(2015/11/10発行)5面