一工夫レポート/CASE2 美容革命

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一工夫レポート/CASE2 美容革命

2017年09月20日

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成功を収めているところには必ず理由がある。商品ディスプレイ、メンテナンス、会員特典...事業の運営において様々な工夫を凝らしている企業・店舗を訪問。今回はリサイクルショップ、理美容機器買取・販売などの4社をレポートする。

メーカー対応よりも安く細かく修繕

中古理美容機器買取・販売の美容革命を運営するアシスト(大阪府松原市)は、修繕技術を強みに業績を伸ばしている。

横浜ショールームの外観横浜ショールームの外観

美容革命は2012年に大阪で創業。今年5月に横浜市泉区に新たなショールームを立ち上げ、滑り出しは好調だ。大阪店の月販水準を、横浜ショールームは1カ月目にして、達成していると言う。

かつて理美容機器メーカーに19年勤務していた経験から、佐竹健司営業部長自ら、機器の修繕に携わる。メーカー対応では高く費用がかかってしまう修繕も、一部分を安価な素材と交換するなどして、なるべく費用をかけずに修繕する。例えば加温機に付いたタイマーの故障であれば、美容革命なら、中の基盤の一部素材を交換して修繕するので、1万〜2万円程の費用で済む。これがメーカー対応なら、基盤全体の交換をするので4万〜7万円程かかると言う。

商品の梱包作業も丁寧に行う。美容室で使われる、油圧式で上下する回転椅子は運び方によっては壊れやすいと言う。梱包時、椅子の下に板の土台を付け、椅子全体を四角にダンボールで囲む。中に発泡スチロールを入れ空洞を作らないようにすることで、配送時の商品への負担を和らげている。「自社でここまで梱包に配慮しているところは他にはない」と、佐竹部長は語る。

美容革命横浜営業所 佐竹健司営業部長美容革命横浜営業所 佐竹健司営業部長

423号(2017/09/10発行)13面

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