一工夫レポート/CASE3 OSAGARI

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「一工夫レポート」

一工夫レポート/CASE3 OSAGARI

2017年09月20日

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成功を収めているところには必ず理由がある。商品ディスプレイ、メンテナンス、会員特典...事業の運営において様々な工夫を凝らしている企業・店舗を訪問。今回はリサイクルショップ、理美容機器買取・販売などの4社をレポートする。

「オーナーとババ抜き」ユニークなスタンプカードを導入

子供服・子供用品リサイクルショップのOSAGARI(千葉県千葉市)は5月、同市花見川区に店舗を移転。現在、ユニークなスタンプカードシステムを導入している。

可愛らしいデザインの椅子が置かれている店先可愛らしいデザインの椅子が置かれている店先

1000円の購入でスタンプ1個。カード会員になった人はグリーン色のカードから始まり、スタンプ10個まで貯められる。同店はスタンプをコンプリートしたお客に特典を用意しているが、その内容がユニークだ。「500円クーポンをかけて、ガチのババ抜き対決」。これはあくまで一例であり、いくつかある特典の中からお客が一つ選べる。

同店はこれまでヤフオク!によるインターネット販売が中心だったが、実店舗販売を現在強化中。その一環で、お客とスタッフとの距離を近づけようと今回のスタンプカードを考案した。

特典は他にも、「オーナー宅で育てたメダカのプレゼント」、「店頭やネット販売でのモデルができる権利」、「店舗内装にサインができる権利」などユニークなものばかり。「これから会員を増やしていきたい」と西川幸徹代表は語る。

スタンプを貯めていくことで、グリーン、シルバー(スタンプ20個分)、ゴールド(スタンプ30個分)、ブラック(スタンプ30個分)の順でカードの色が変わり、コンプリートした際の特典内容もどんどんグレードアップされていく仕組みだ。

OSAGARI 西川幸徹代表(似顔絵)OSAGARI 西川幸徹代表(似顔絵)

423号(2017/09/10発行)13面

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