片付けコンサルのピースアローズ リユース等50社以上と連携
2018年09月30日
リユース等50社以上と連携
「片づけ」から連関ニーズ喚起
リユースや不動産など50社以上とネットワークを形成し、「片付け」依頼を切り口に暮らしのあらゆる困り事への相談・解決サービスを提供するのがピースアローズ(東京都足立区)だ。ピースアローズでは家じまい・店じまいといった片付け案件を個人・業者から月に5件程受注している。
まずはCEOの岡田和弘氏が依頼主の元を訪問し現地調査を実施。そこから依頼主とのヒアリングを進め、処分を希望する物のカテゴリや、最終ニーズが不動産売買等であれば、ケースに応じ各専門業者を繋げていく仕組みだ。 岡田CEOは飲食業界から転身し6年前にピースアローズを設立。飲食業界で勤めていた頃から店舗内清掃を自ら行ったり、ダブルワークでハウスクリーニング会社にも勤めたりとクリーニング技術を強みとしてきた。
▲岡田和弘CEO
実際には既存の洗剤製品に頼らず、自ら酸やアルカリ等を調合し「経皮吸収の起きづらい、無害の洗浄剤」(同CEO)を作成し使用するなどしている現在はピースアローズの屋号で自営業の形態をとっているが、年内には法人化を予定。また、今後は地方の空き家を「子ども食堂」に再生するといったソーシャルビジネスの展開も考えている。
第448号(2018/09/25発行)7面