メルカリ 修理や配送など周辺ビジネスへの経済効果は752億円

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メルカリ 修理や配送など周辺ビジネスへの経済効果は752億円

2018年09月30日

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「フリマアプリ利用者における消費行動の変化」結果報告③

修理や配送など周辺ビジネスへの経済効果は752億円

メルカリが全国のフリマアプリ利用者1032名を対象に利用頻度が増えたお 店やサービスの具体的金額を表にまとめた。利用頻度が増えているのは上から郵便局(1・8回増)、宅配便営業所(1・6回増)、クリーニング(1・6回増)となった。金額ベースで増えているのは、クリーニング(683円増)、洋服のお直し(538円増)、ホームセンター(533円)、家電修理(520円増)の順となった。


監修を務めた慶應大学准教授の山本晶氏は「フリマアプリが登場して、リペアで再販時の交換価値を高めるという新たな用途が生まれている」と語る。同調査で判明した20~50代の年代別フリマアプリ利用率と総務省統計局が発表した「人口推計-平成30年6月報-」から算出したフリマアプリ利用人口は推計で、1814万人となった。これに年間1人当たり増加した消費額約4143円を用いて掛け合わせると、周辺サービスへの潜在的な経済効果は約752億円となった。

aa.jpg▲フリマアプリ利用前後における周辺サービスの年間利用頻度と年間利用代金の比較

第448号(2018/09/25発行)7面

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