《Sharing Economy》Seatifiが、相席マッチングアプリ開始
2018年07月19日
《Sharing Economy》
Seatifi(シーティファイ)
相席マッチングアプリ開始
フリーランス等を対象
カフェなどの空席情報をアプリ上に投稿し、相席をマッチングするサービス「Seatify」が7月より提供を開始した。
運営するのはCiao Technologies(神奈川県川崎市)。同社は5月にユーザーの事前登録を開始しβ版をローンチ。
6月上旬でユーザーは300人に達した。
同アプリでは、空席情報を提供するホストが、カフェなどで自身が着席している席の向かい席などを撮影し投稿できる。
席を探している人(ゲスト)が、空席情報を確認しホストとチャットで連絡を取ることで相席が成立する。
無償と有償に分かれていて、有償は基本的に〝提携店〟で相席が成立した場合に対象となる。
▲空席情報を投稿するホストと、席を探しているゲストをつなげ、相席を実現
同アプリの対象地域は東京23区で、うち数店舗が有償対象の提携店。
相席にかかる代金は、ホストと提携店に半分ずつ支払われるが、同社はホストと提携店の両者から手数料として8%ずつを徴収。
同アプリはフリーランスやリモートワーカーを対象にユーザーを拡大し、まずは「月1万円の売上をあげる熱狂ユーザー」(山田俊輔社長)の獲得を強化していく計画。
月間流通は100万円を目標としている。
「自分の実体験として、例えばカフェの2人掛け席の片方が空席なのに座れないことがよくあった。単なる相席マッチングではなく、出会いの創出を生むなど空席の有効活用をしていきたい」(山田社長)。
▲山田俊輔社長
第443号(2018/07/10発行)10面