【エンパワー】買取店「大吉」300店へ、キャリア採用強化で先行投資
2018年08月10日
買取専門店「大吉 」のFC本部を運営するエンパワー (東京都新宿区)は、今期60店を新規出店し、
店舗数は直営・FC合わせて300店に達する見込みだ。
「業界№1の店舗数」(増井俊介社長)を目標に来期は350店出店を目指す。
大吉は7年間で257店を出店し、うち退店が7店と継続率は97%。
FC開業1年目の店舗には「本部所属のスーパーバイザー(SV)による月20日間常駐」
「初年度の赤字全額補填」「オーナーの年収500万円保障」の3大サポートを提供している。
また、同社基準による50以上の立地項目のうち、
一定の割合をクリアした場合にのみ出店を可能とする「厳正な審査」(増井社長)を基に、
今後はロードサイドやインショップ型店舗を増やしていきたい考え。
現在、契約済みで出店を待機しているオーナーが20人程度いる。
同社の2018年9月期売上高は40億円の見込み。今期は「先行投資の1年」(同社長)で、
キャリア採用を通した幹部スタッフを10人以上採用するなど、
今後のFC展開に向けたSVの人材確保を強化したい。
第445号(2018/08/10発行)1面