エベレックス・ジャパン、大型中古医療機器アフリカに輸出強化
2015年03月27日
中古医療機器の輸出を行うエベレックス・ジャパン(東京都千代田区)が、アフリカへの大型画像診断装置の輸出を強化している。
メインの大型機器はMRIやCTスキャンなど。同社は国内のリース会社、病院からこれらを年間約100台買い取って輸出する。
現在は全体の1割程度をアフリカに輸出するが、「今年から来年にかけて3割程度にまで引き上げたい」(スディール代表)と言う。
従来アフリカへの輸出はCRやDRなど、比較的低コストで配送・設置可能な小型の機器が中心だったと言う。大型は東南アジアなどに比べ輸出日数やコストがかかる上、現地で整備・設置を行える業者数も限られていた。
364号(2015/03/25発行)3面