ケーワン 中古トリミング機材市場を開拓
2024年11月01日
トリミングサロンを運営するケーワン(東京都港区)は2010年よりトリミング機材の買取販売を行っている。まだ中古使用がメジャーではない市場で、リユース品市場の拡大を狙う。
トリマーの独立を支援
同社が製造・販売を行う節水を可能にしたドッグ用バスタブ「Spaワン」
同社は「トリミング工房Shampoo」の運営、新品のトリミング機材、シャンプーの販売等を行う。独立を目指すトリマー向けに中古トリミング機材の需要を見出し、2010年よりドッグバスや、トリミングテーブル、ドライヤー等のトリミング機器の買取販売を幅広く行う。トリマーは一般的に給与水準が低く、30歳前後で独立を目指す人がいる一方、トリミング機材は人用のものと比較して高価なものが多いという。「新品でそろえると150~200万円かかるが、弊社の中古でそろえた場合6割程度に費用を抑えられる」と社長の田口徳男氏は述べる。ドライヤーなどの電子機器は、買取り後にメーカーで修理・オーバーホールを行ったものを6カ月の保証期間をつけて販売する。
第594号(2024/10/25発行)8面