コモンプロダクツ、中古ブランドFC開始

｢キングラム｣と提携で

POSやトレカFCなどを展開するコモンプロダクツ(大阪府大阪市)が、新たに｢中古ブランド業態｣のFCをスタートした。キングラムチェーンを展開するベストバイと提携し、書店やレンタル店などメディア店向けに導入をすすめていく。メディア市場が縮小し業績を落とす企業が多いため。同社の顧客の多くが同業態であることから、利益減を補完する業態を提案する。

コモンプロダクツが提案する中古ブランド業態の屋号は｢キングラムCT｣。ベストバイが成功させたモデルを、メディア店向けにカスタマイズしたものだ。3年を目途に150店の展開を目指す。

取り扱う商品は貴金属やブランドバッグ、時計やジュエリーなど。スペースが大きい場合は酒類や中古携帯・スマホを入れることも検討する。

15坪の売り場で買取り300万円、売上げ450万円というのが収支モデル(立地条件により他のモデル有り)。買い取った商品はネットオークションや専門業者売却など推奨販路を提示するが、売れ残りのリスクを避けて本部買い上げを選択することもできる。

366号（2015/04/25発行）3面