「信頼関係を糧に前進」買取王国若手社員 中川敦志さん

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「働く新人成長物語」

「信頼関係を糧に前進」買取王国若手社員 中川敦志さん

2025年02月14日

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働く新人成長物語 ヒューマンフォーラム

リユース企業で働く「若手社員」は、日々どのようにステップアップしていったのか。未来のリユ業界を担う、新人社員のリアルな成長物語を紹介する。今回は買取王国で店長を務める、中川敦志さんの物語をお届けする。

若手店長が直面した壁

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中川敦志さん

27歳。大学卒業後、2020年に買取王国へ入社。小牧店、豊橋神ノ輪店、枚方国道1号店、豊田インター店を経験後、甚目寺店、高畑店、枚方国道1号店、松原店、宝塚インター店で店長を務める。古着が好きで衣料の取り扱いが得意。

入社5年目の中川敦志さんは現在、宝塚インター店で16人のスタッフをまとめている。入社後は衣類担当を務め、3年目で甚目寺店と高畑店の店長を兼任した。その後も新店の立ち上げ等に携わり、昨年の9月からは現店舗の店長を務めている。

入社以来8店舗を経験し、短い店舗では数ヵ月で異動となることもあった。「もともとコミュニケーションが得意な方ではない」と話す中川さんは、異動のたびスタッフ間の関係構築に悩んだ。「店舗スタッフは年齢や性別、経歴がバラバラ。社員として年上のアルバイトスタッフに助言をする機会もありましたが、日頃の関係構築ができておらず必要以上に遠慮していました」

見方が広がる出会い
周囲に学ぶ姿勢持つ

そんな時に手本にしたのが、枚方国道1号店に勤めていた当時の先輩店長だった。「スタッフ一人一人へのフォローが手厚い方でした。私がスタッフ間の関わりについて相談した時も、親身に寄り添ってくれて、声掛けの工夫などアドバイスをいただきました」。自ら積極的にコミュニケーションを取る姿に、リーダーのあり方を学んだ。中川さんが店長に着任してからは、1日1回全スタッフと会話をすることを心掛け、関係構築を店作りの基盤と捉えている。

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第601号(2025/02/10発行)16面

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