丸紅ケミックス、廃プラ削減目指 団体発足、29社参画
2025年03月21日
丸紅ケミックス(東京都千代田区)は3月5日、廃棄物を有効利用しプラスチック使用量の削減を目指す有志団体「アップサイクルコンソーシアム Do What We Can」設立の記者会見を行った。参画企業は3月5日時点で29社だ。
衣畑雅寿社長は「廃プラスチックの削減が頭打ちになり、新品の樹脂の消費量が増加している。プラスチックの使用量を削減していくには、プラスチック成形品に間伐材や食品残渣などの廃棄物を混ぜることで、プラスチックの使用量を減らす取り組みが必要だ。当社はそのような加工が得意な企業に声掛けし、賛同していただいた」と設立の背景を述べた。
第604号(2025/03/25発行)2面