エコリング、人と環境に配慮した新オフィス

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エコリング、人と環境に配慮した新オフィス

2025年03月25日

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ピックアップニュース

エコリング(兵庫県姫路市)は2月、本社を兵庫県姫路市飾磨区から、同市の御国野町に移転した。新本社ではオープンオフィス等を取り入れ、社員が心身ともに健康に働ける環境を整備する。これにより新規採用を強化するほか、商品保管場所の確保・仕分け動線の確保により、仕入れから出荷までの物流を効率化する。同社の事業拡大を足元から支える新拠点をレポートする。

出品作業の迅速化と採用活性化狙う

仕分けから出品まで
ワンフロアで完結

エコリング 総面積2008坪の新本社。建物内外に緑を多く取り入れる総面積2008坪の新本社。建物内外に緑を多く取り入れる

新本社のコンセプトは「HOKO〜つなぐ・ひらく・宝庫〜」。人と商品、建物に植えられる植物を宝として蓄える倉庫という意味を込める。社屋の1階には、買取店と来館者用の見学者ホールを構える。また商品の積み下ろしを行うトラックバースと物流フロアを設置。これにより搬入から仕分け、出荷までが同空間で完結する動線を作り、出品作業の迅速化を図る。2階では同社が主催するオークション「EcoRing the Auction」の運営業務を行う。1・2階の業務エリアは、見学も可能。3階はオープンオフィスとなり、ワンフロアに半円形のステージや会議室、リフレッシュスペースを配置。また4階には休憩等に利用できるスカイテラスと屋上庭園が広がる。

同社は2012年から今年2月まで兵庫県姫路市飾磨区に本社を置いていたが、事業拡大に伴い買取商品の取扱量が増加。保管場所の課題をクリアするため、新本社では敷地面積を旧本社の4倍となる2008坪に広げる。

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第604号(2025/03/25発行)12面

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