アベル、「こういうモノが欲しい」御用聞きのリサ店
2017年05月26日
地域密着で顧客作り
仙台駅前でブランド買取販売店を1店運営するリサイクルショップアベル(宮城県仙台市)。40〜60代女性を中心に地域密着型で営業している。同店のスタイルは、大型店のように行けば欲しい商品が見つかる店ではなく、「こういうモノが欲しいと相談できる店」(要田博之代表)だ。
リサイクルショップアベルの外観
お客とのコミュニケーションで御用聞きを行い、古物市場等で目当ての商品を探す。例えば仙台にはプラダ直営店がないが、プラダを希望するお客のために古物市で買い付け、販売した。
「今はネットでいくらでも探して買える時代ですが、それでも店頭でスタッフと話し、現物を見ながら買い物したいお客さんもいます。そのようなニーズに応えていきます」(要田代表)
アベルはこの運営スタイルで、地元のお客の口コミを獲得している。
416号(2017/05/25発行)2面