バリュエンス 公式EC「ALLU」を刷新
2025年04月18日
バリュエンスジャパン(東京都港区)は3月26日、オンラインショップ「ALLU(アリュー)オンラインストア」を改良した。従前「ALLU Fashion Market」として運営していたCtoCサイトを統合し、購入した商品をスムーズに売却可能にした。
機能を統合、購入後に自動で出品
スマホアプリに対応した
ALLUオンラインストアは2018年開設。現在約500ブランド、1万3000点以上の商品を扱う。
サイト改良の目玉とするのは「スマホアプリへの対応」「購入商品のマーケットプレイス自動出品」「資産管理機能の強化」の3点。
これまでブラウザ上で提供していたEC機能をアプリ化し、会員登録から購入まで可能となった。またこれまで別サービスとして提供していたCtoC機能をECに組み込む。
これにより、ユーザーが希望する場合、ALLUの店舗もしくはオンラインで購入した商品がアカウントに登録され、購入した商品が自動でマーケットプレイスに掲載される。
掲載商品を購入したい場合は所有者に「オファー」を出し、所有者が承諾することで売買可能とする。売却時は一度、バリュエンスによる検品を経て購入者の元に届ける。
これにより、利用者が商品を持ち続けながら、売りたいタイミングで売却できる。商品状態が使用中に変化した場合は、新たな価格を売買ユーザー双方に通知し同意してもらうことで使える。
毎日1000点ほどを追加する予定。他社で購入した商品も、サイトから鑑定に出すことで出品可能。
また、売買した商品の履歴を残し、所有する商品の資産価値を見える化する。相場変動があった際は利用者に通知する。
同社の小売におけるEC売上比率は約4割。今回のアップデートでEC比率を高める。
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