retro、新品EC向け下取代行

検索

retro、新品EC向け下取代行

2017年08月29日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

中古仕入につなげる

年商3・6億円でブランド品の買取・委託販売サイト等を運営するretro(東京都渋谷区、以下レトロ)が、6月から下取り・買取り運用代行に着手している。

EC事業者向けに下取・買 取を代行EC事業者向けに下取・買取を代行

新品EC事業者向けの販促策として、レトロが下取り・買取りの実務を無償で代行。競合企業の製品も対象にでき、ユーザーの乗換え促進にも活用できる。EC事業者は査定等の実務や専用ページの制作等をレトロに委託し、「コスト・人的負担なく、手軽に始められる」(高橋覚COO)。なお集めた中古品はレトロが所有し、自社ECサイトや卸で販売する。

6月にレトロと提携し下取りを始めたバッグメーカーは、自社ECサイトでバッグ下取りを実施。下取り点数に応じてポイント付与を行い、値下げに頼らず買替え促進を図っている。実施半月で購入者の17%が下取りを利用し、売上は前年同月比で30%増と手応えを見せていると言う。

運用代行を通じ、レトロは中古品の仕入れを増やす狙いだ。今期中に10社との提携を目指す。「ほか3社で買取りサービス開始が決まっています」(高橋COO)。

retro 高橋覚取締役COOretro 高橋覚取締役COO

422号(2017/08/25発行)3面

Page top
閉じる