トラスト、50代オーバー集客

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トラスト、50代オーバー集客

2018年01月31日

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ロレックス買取に繋ぐ

リバートラスト(大阪府大阪市)が運営するブランドリユース店トラストが、50代オーバーの集客に力を入れている。バブル時代を経験しており、上質なブランド品を所有している比率が高いため。集客するために、ネット広告ではなく紙媒体を中心に広告を展開。親会社との共同広告も含め月間50万〜60万円、多い時には100万円を投下し集客している。主に出稿するのは新聞の記事下広告。買取り客の80%を紙媒体の広告から集めていると言う。

買取品目が一目で分かる店舗外観買取品目が一目で分かる店舗外観

「商品の主力はロレックス。資産価値が高く値崩れしにくい上、所有しているユーザーが多いためです。新聞広告で年配のお客様に訴求し、ロレックスの買取りを集めています」(河本成大社長)

同社の主な販路は古物市場で、こうして集めたロレックスが売上高の60%を占めている。今後は、市場以外の販路も開拓する計画だ。香港などの展示会に出展するなどして海外輸出に着手する考えだ。イーベイへの出品も開始し、海外バイヤーとの接点を探っている。

同社の2017年6月期の売上高は1億7000万円。買取市況が苦しいことから、今期は1・5億円を計画。売上高よりも利益を重視すると話す。

432号(2018/01/25発行)5面

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