古着衛門、子供服200円均一販売
2018年02月15日
「子育て世代の応援店」
「古着衛門」を展開するエモングループ(埼玉県北足立郡)は、〝子育て世代を応援する〟古着店として、ジャンル別に低価格均一で衣類・服飾品を販売している。
子供服の売場。子供用の待合スペースもある
約100坪の売場に常時1万点以上の商品を提供する同店は、子ども用の服や、靴・バッグなどの服飾品を税抜200円、シャツ類を300円、パンツ類や着物を600円、アウター類を1000円という均一価格で販売している。メイン客層の30〜45歳世代からはこの低価格さが好評で、現在は1日に30〜50人のレジ通過があり、客単価は1000〜2000円程だと言う。
またフリマアプリの台頭で「自分用ではない商品を買い付けに来るお客も増えている」と森谷勇人代表は話す。例えば600円の着物が、リメイクに使う素材として購入されている。
「当店で購入した着物でワンピース、ブラウス、エプロン、バッグなどにリメイクし、フリマアプリにも出品すると言って、現物を見せに来店された人もいました」(森谷代表)。
さらに森谷代表は、「今の子育て世代の人は、自分で買った物に新たな価値を付けて商品を売るなど優秀な人が多い。子育て世代が仕事に出ると言っても、時間や日にちに制約があり子育てが十分に出来ない場合もある。新たな収入源の提供という意味では、当店で安価に商品や素材を提供できることで、子育て世代の支援に繋がっていると思います」と語る。
エモングループ 森谷勇人代表
433号(2018/02/10発行)4面