2店舗を同時経営するなかで、滞留在庫の物量がそろそろ抱えきれなくなってきました。これまでメルカリのまとめ売りや店舗のセール等で放出してきましたが、このままいくと倉庫にも収まりきらないくらいに溜まりそうです。しかし安売りし過ぎるのももったいない気がするし、かといって古物市場に出品して換金できるほどブランド価値が高いわけでもなく......。そんな時、なんとなく観ていたリユース系YouTubeチャンネル内でヒントを発見しました。
乱立するリユース系チャンネル「ペンギン社長」にハマる
脅威の投稿頻度
今一番注目している「ペンギン社長」のYouTubeチャンネル
ヤフオクで「ブランドキャップ まとめ売り」を1円で出品すると、1万円を超 る額で落札された。
リユース経済新聞で取り上げられたことのある社長らのチャンネルは大体目を通していたのですが、とりわけ強い印象を受けたのがペンギントレードの佐藤佑一社長が登場する『ペンギン社長【渋谷の古物市場】』です。とにかく更新頻度が高く、3ヵ月で30本程の動画をあげており、チャンネル登録してから3日に1回くらい通知が来て、その勢いに驚かされます。古物市場における中古ブランド品の仕入れ・販売の具体的なノウハウも披露しており、いち古物商として勉強になる内容が多いです。
そのなかで「ヤフオク出品完全ガイド」という動画があり、佐藤社長が「1円スタート(1スタ)で売るヤフオクとプロパー(定価)で売るヤフオクは、ビジネスモデルがそもそも違う。100個商品があったら(プロパーだと)月に回転するのが2~3個、1スタだと全部売れる。グロスで見た場合、売上・粗利・営業利益は1スタのほうがスペックが高い」と話しており、「え、1スタやばくね」と僕は思いました。
第605号(2025/04/10発行)20面