そらいろのたね、「手作りBOX」を設置
2018年02月16日
シニアに自分の売り場を
委託と買取販売で婦人服や雑貨などを提供するリサイクルショップ「そらいろのたね」(神奈川県横浜市)では、月額利用制で自分の手作り商品を委託販売できる、「手作りBOX」という売り場を設けている。
「手作りBOX」の売り場
出品者1人に1個のA4型バスケットを月額1000円で貸し出し、その中に商品を入れて出品してもらう。売上の8割が出品者に渡るという仕組みだ。「バスケットに入る量であれば何点入れてもOKです。常時8人くらいがやっていて、最高で月2万〜3万円売り上げる人もいます」(竹野真理代表)。現在は1個250円の手作りエコマスクや、帽子や手袋などの冬物アイテムがずらりと並んでいる。
同店の中心客層は60代以上の女性で、手作りBOXに出品しているのは70〜80代の女性が中心。「外で仕事ができない高齢者にとっても、自分で手作りした物が売れることで、社会とのつながりを感じられると思い始めました」(竹野代表)。
竹野真理代表(左)とスタッフの熊谷晴美氏
433号(2018/02/10発行)5面