残価据置型の決済 ブランドオフがスタート

検索

残価据置型の決済 ブランドオフがスタート

2018年04月13日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

残価据置型の決済 ブランドオフがスタート

ブランドリサイクルショップを展開するブランドオフ(石川県金沢市)は3月27日からヤフーショッピングの出店ストア内で、新たな決済方法として残価据置型のクレジット支払を追加した。時計を対象に開始し、約60点を用意。

4A-2.jpg

▲Yahoo!ショッピング内初の残価据置型決済


ストア側で設定した据置額を差し引き、3年間(36回)のローンを設定。37回目のタイミングで据え置いた残価を支払い購入するか、その時点での査定金額で売却するかを選択する。月々3000円からプランを用意。ブランドに興味はある が価格面で尻込みしていた層を取り込みたい考え。「自動車の購入では一般的な支払方法。価格帯が近いハイブランド品の時計にもニーズがあると判断しました」(淺田玲副部長)。売却の場合ローンを終える3年後に改めて査定を行うことから「ロレックスのサブマリーナ等、価格が安定しているもの」(淺田氏)をラインナップに揃えた。


初日で7件の申し込みがあり「ニーズを確認した。今後は商品数や取り扱う価格帯を検討していきたい」(淺田氏)。まずはヤフオク!やブランドオフの自社ECで導入を進めていくと言う。

4A-1.JPG

▲EC事業部 淺田玲副部長

【ブランドオフ

 海外ブランドのバッグ・時計ならびに宝石・貴金属・衣料の小売・買取・卸売事業とそのEC、オークションを事業内容とする。国内外に実店舗ブランドオフを展開するほか、ECサイトでもブランド品の買取り・販売を手掛ける。資本金3億7257万円で従業員数286名、全国に32店舗を持つ。1993年創業。

第437号(2018/04/10発行)4面

Page top
閉じる