《全国ダーツの旅☆島根県》シーエルタイヤ ホイールは愛好家に人気の希少品
2018年05月24日
リサイクル通信 全国ダーツの旅
~島根県 編~
ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー
▲山陰1番の高価買取に挑戦している
シーエルタイヤ
口コミで持ち込まれた中古タイヤ ホイールは愛好家に人気の希少品
シーエルリンクが運営するシーエルタイヤ(松江市学園)は新品・中古タイヤ及びホイールの買取・販売、取付作業などを手がけるタイヤ専門店だ。2~3年前、同店に50代の男性が車で来店した。知人から同店でタイヤを売却した話を聞き、倉庫に長年放置していたタイヤが売れるかもしれないと考え、持ってきたというのだ。
宮康典代表がスタッフとタイヤを店内に運び入れて良く見ると、かなり古びてはいたが、ホイールナットの取り付け穴周辺に3つの丸い鶴のマークが付いていた。それは70年代に流行したレーシングサービスワタナベ社のマークだった。ワタナベホイールは今でも全国のホイール愛好者から絶大な人気がある。
宮代表が査定した見積価格を告げると、男性は「30年以上も前のものなのに、買い取ってもらえるんですか?」と驚きかつ喜んだ。
「開業当初は近隣に中古タイヤ店が少なかったため、古いタイヤが売れるとは思わず、倉庫に入れっぱなしという方が多かったのです。ですが最近では口コミやチラシ、ホームページなどで当店の存在が認知され、出張買取の依頼が増えてきました。今後も中古タイヤが有効活用されるよう、PRに力を入れていきたいと思っています」(宮代表)
▲宮 康典 代表
第439号(2018/05/10発行)17面