アイディア次第で売り上げアップ!~自慢のPOP特集~
2018年08月03日
商品情報を伝えるのに便利なPOPは、各店異なり個性が表れている。
今回は、POPに焦点を当てて取材した。
吉祥寺pukupuku中道通り店
(東京都武蔵野市)
古食器、現代の使い方紹介
100年前の器などを取り扱っている吉祥寺pukupuku中道通り店(東京都武蔵野市)では、現代に合った食器の使い方を提案。
骨董に馴染みの無い人たちにも、興味を持って貰える様に心掛けている。
「商品情報は、店主が買い付けの際に得た事柄や、本を読んで得た知識をPOPに書き込んでいます。最近は、外国の方が来店する様になりましたので、英語のPOPも増やしました」(本多由佳理店員・日隈愛香店員)
▼商品にあるシールの説明書き。初心者にもわかりやすく
▼別々の商品を新しい組み合わせで薦める
▼海外からの観光客にも伝える工夫
▼現代に合った使用方法を提案
ビーンズ松浪本店
(神奈川県茅ヶ崎市)
赤ちゃん向けはクレヨンで
子供服を主に取り扱っているビーンズ松浪本店(神奈川県茅ケ崎市)では、クレヨン等による手描きのPOPを作成。
配色は目立つが懐かしさもあるPOP作りを心掛けている。
「父親が看板店を営んでいるので、幼い頃からPOP等を見ていたんです。日頃から感覚で感じた事をPOPに直接いかす様、心掛けています」(斎藤佳代子店長)
▼クレヨンを使用したPOP・赤ちゃん向けに良く合う
▼POPをつけるクリップもラックに固定
▼ブックスタンドを活用し外でも飛ばない
▼紙の色を変えてアピール
▼斎藤佳代子店長
アイクリ(東京都足立区)
犬の写真でお客におどろき
リサイクルアウトレットアイクリ(東京都足立区)では、手描きのPOPに加え、犬の画像を活用。
厳つい犬に吹き出しを付けることで、ディスカウントした値段にお客さんに驚いて貰えたり、商品の情報を書かずに目を引ける効果がある。
「店内にはリサイクル商品以外に洋服を置いているので、洋服を求めて来店してくださったお客様に、リサイクル商品の存在を知って貰えるきっかけになったらいいなと思い、取り入れています」(伊藤勘司代表)
▼来店した人が足をとめる
▼一体型のエアコンを一目で知ってもらいやすい
▼特に、新品定価が高価な物はPOPをかさねている
▼ディスカウント価格に驚いてもらうための工夫
第444号(2018/07/25発行)13面