大黒屋、ネット販売を強化
2016年02月15日
委託型EC会社を設立、3年後に売上100億円目指す
中古ブランド大手の大黒屋(東京都港区)がネット販売の強化に乗り出した。同社の親会社が委託型のEC販売を行うラックスワイズ(以下:LW)を設立、1月26日から販売を開始した。
LW運営の委託型EC
サービス名は「The SIFQUE (シフク)」。顧客から預かったブランド品やアパレルを鑑定、出品し、販売額の50〜90%を還元する。委託形式だけでなく、同社で買い取ることも検討する。
大黒屋は買取販売店を20店展開。リアル店の小売りに強い一方で、ネットは出遅れていた。米で委託型ブランドECを行う「リアルリアル」の日本法人が撤退したことから、主要メンバーを迎え、LWを立ち上げた。
385号(2016/2/10発行) 4面