キズナリンクス、古着回収BOXにQRコード付け買取増
2016年02月15日
ブランド古着のキズナリンクス(千葉県松戸市)が運営する古着回収の『ネット連動リサイクルBOX』が、注目を浴びている。昨夏の開始以来企業の工場や菓子店、郵便局など、11ヵ所で設置されている。現在1台につき、月1トンの古着を集める。
郵便局内にも設置されている
さらに回収BOXにはQRコード・URLが明記され、そこから同社のブランド古着買取りやオークション代行を申し込める。BOXごとにコードを個別化しており、どこを経由した依頼か分かる。成約すると、該当設置場所に手数料が入る。不要な古着を持ち寄った人を、新規顧客として囲い込んでいる。
回収した古着は提携する社会福祉法人の事業所でウエス加工し、工場などに卸す。BOXの設置費用は、初期導入費の10万円のみ。企業のCSRとしても導入されている。
385号(2016/2/10発行) 4面