アップガレージG、カーパーツ越境EC
2016年06月29日
ZERO TO ONE、年75億円の流通目指す
戦略を聞く
中古カーパーツ・バイク用品チェーンを約150店展開するアップガレージ(神奈川県横浜市)。車・バイク好きなお客が楽しめるサービス提供を行い、2020年には国内300店・売上高400億円を目標に掲げ前進している。
だがその展開は国内に留まらず、海外での飛躍的成長も狙う。
それを担うのが、同グループで国内外カーパーツECの「クルーバー」を運営するZEROTOONE (以下、ZTO)。2020年に年間150億円の流通を目指し、この内半分の75億円を海外で稼ぐ考えだ。
クルーバーの商品ページの英語版
クルーバーの流通額は、2016年3月期で前期比約28%増の約30億円。現在同サイトを通じた販売の大半が国内で、流通額は月間平均2億4000万円。それに対し海外は月間1000万円ほどだ。だがZTOは今後、海外販売に伸び代を見込む。特に北米の車好きを中心に、日本のパーツの購買需要が大きいためだ。
394号(2016/06/25発行)16面