金券店で年商200億円―アクセスチケット 西沢行雄社長
2015年03月11日
「イメージ戦略」で急成長
和僑(神奈川県相模原市)が関東中心に約45店を展開するアクセスチケット。自販機を使った金券販売など先進的な手法に取り組み、ここ数年、年間5〜7店と安定した出店ペースを維持。全店の半分以上を占める直営店の売上高は2015年3月期で200億円以上を見込む。成長の根底にあるのは「イメージ戦略」だと言う。
――アクセスチケットは2004年創業で後発にも関わらず、大変勢いがありますね
直営とFC合わせて45店の展開となりました。「アクセスさん、よくそこまで大きくなったね」とよく言われるんですよ。特別なことをやったつもりはないけど、一つあるとすればこれまでの金券ショップとは違った路線でやってきたことかな。イメージ戦略といってもいい。従来の金券ショップの、ちょっと良くないイメージを徹底的に変えようと思ったんです。過去の金券ショップには雰囲気が暗い、店が汚い、店主が無愛想で買取りの相談がしづらいなどのイメージがありました。だからアクセスチケットは明るさや清潔感、スタッフの誠実さなどにこだわりました。
363号(2015/03/10発行)5面