きぬのいえ、衣類染替受注増

検索

きぬのいえ、衣類染替受注増

2022年10月09日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

きぬのいえ(埼玉県大里郡)が展開する衣類の染め替えサービス「SOMA Re:(ソマリ)」は常に2~3カ月待ちの状態というほど受注を得ている。手作業が特徴で、衣類の破損・破れのリスクが低いという。

手作業でリスク低減

手作業のため量を限っている染められる素材は綿麻等の植物繊維に限られる

一昨年の6月からサービスを開始。他の染色も可能だが、基本的に一番安価な黒染めが利用される。平均販売単価は1着あたり2000~5000円。月間客数は50~60人で、点数ベースだと100~120着。客層は30~70代の個人で、エリア別では関東からが多い。クリーニング店や古着店など業者からも問合せがある。

井澤剛史担当によれば競合他社は機械を使った大量染色が主流だという。「機械による染め替えは商品が新品であったとしてもダメージが残る可能性もある」。(同氏)手作業ため同社は染め替えの量を限っており、場合によっては3カ月待ちというケースもあるが、依頼は途絶えないそうだ。

第545号(2022/10/10発行)6面

Page top
閉じる