エコリング、卸センター大阪に移設
2015年06月26日
中古バッグや時計5000点
ブランド買取店を約65店運営するエコリング(兵庫県姫路市)が、6月上旬に業者向け卸の「トレーディングセンター」を、姫路から大阪・心斎橋に移設した。
心斎橋駅から徒歩約5分と、全国からアクセスしやすい立地への移設で取引社数の増加を図る。現在約100社が定期的に買い付けに訪れているが、これを「500〜1000社に増やしたい」(中野篤ゼネラルマネージャー)と話す。
センターの広さは約75坪。バッグ・小物5割、時計2割、宝飾品が3割という構成で4000〜5000点を揃えており、月間1万5000〜2万点を卸す。
卸価格は上代の4〜5掛けが中心。古物市場の相場に近い金額での提供だ。同社は8年前に同センターを開設し、ここ数年の売上高は前期比約15%増と好調なペースを維持。前期実績で約80億円を売り上げている。
370号(2015/06/25発行)2面