ニットの穴、ニット専門修理店月間70件の依頼

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ニットの穴、ニット専門修理店月間70件の依頼

2016年11月16日

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ニット修理専門のニットの穴(東京都足立区)には、月間70件の依頼がある。

代表の皆藤美恵子さん代表の皆藤美恵子さん

「ニットの修理は特殊な技法が必要なため完璧に習得するまで、2〜3年の修行が必要。専門職人がなかなかいないんです」(皆藤美恵子代表)。

そのため個人の他に、大手ブランドやお直し業者からも依頼があると言う。

対象はカーディガンやセーターなどの衣類の他に、ニット製のクッションカバーやゴルフヘッドカバーなど小物類も受け付ける。価格帯も数千円の安価なものから、何十万円もするスーパーブランドアイテムまで幅広い。

需要が高いのは、穴修理。美しさを追求した約3000円の『匠の穴修理コース』と、多少の修理跡は残るが300円と安価な『クイック修理』を組み合わせるのが人気。

「同じ服に複数穴がある場合は、すべて匠だと高額になる。脇の下など見えづらい箇所の穴は安価コースでといったように、カスタムできる点が重宝されています」(同代表)。

403号(2016/11/10発行)6面

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