チケットキャンプ、流通額1年で4.5倍に
2016年07月26日
「市場800億円の過半数が目標」
スマホから手軽に利用できるアプリも人気
ミクシィの子会社フンザ(東京都渋谷区)が運営するチケット二次流通サービス「チケットキャンプ」の流通額が、1年で約4.5倍に伸びた。2015年12月の月次流通額は36億円に上り、1年前の8億円から急成長。登録会員数も200万人を超え、前年の3倍になった。現在も順調に推移しており、「2019年には、全体で800億円の市場になると予測していますが、当社はその過半数を占める計画です」(寺谷祐樹取締役)。
同社はミクシィの傘下に入った2014年4月以降、プロモーション活動に注力。昨年の7〜8月と、11〜12月に全国規模でテレビCMを展開した。
「15年9月の月次流通は26.5億円、12月には36億円と約10億円伸ばした。CMの影響が絶大でした」(同氏)
寺谷祐樹 取締役
396号(2016/07/25発行)16面