繁盛店の店づくり【vol.309】バナナレコード、初心者でも入りやすい梅田の人気中古レコード店

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バナナレコード(大阪梅田店)

繁盛店の店づくり【vol.309】バナナレコード、初心者でも入りやすい梅田の人気中古レコード店

「繫盛店の店づくり」

2025年04月26日

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繁盛店の店づくり Vol.309

ナニワ商会(大阪府大阪市)が運営するバナナレコードの大阪梅田店。2022 年のオープン以来、着実にファンを増やしている人気店だ。オールジャンルを取り揃え、ビギナーでも入りやすい店づくりをしている。

バナナレコード 大阪梅田店

バナナレコード 万引き予防のため、棚の高さを低めにし、見通しをよくしている万引き予防のため、棚の高さを低めにし、見通しをよくしている。レンガの壁紙は本社の事務所として使っていた時のものをそのまま使用。照明も明るめにし、レコード初心者でも入りやすいように工夫

「以前はシティポップやフュージョンが人気でしたが、日本のフォークや60~70 年代の洋楽ロックのレコードを若い方が買っていきますね」と話すのは、店長の西田幸司さん。サブスク音楽配信サービスの拡大から、年代問わず様々な音楽に触れるようになったお客が、気に入った曲のレコードを探しにくるケースが増えている。

店頭在庫は約2万5000点。ジャンルは洋楽2割、邦楽2割、ジャズ2割、クラッシック2割、その他2割とバランスよく取り揃える。客層は学生から70代までと広いが、メインは30~50代だ。

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Shop Data

オープン 2022年7月(同じビルの5階から3階に移動したのは、2023年6月)
スタッフ数 常駐2名
備考 ●店舗の広さ/26坪
●客単価/2000~3000円
●メイン客層/30~50代(男:女=7:3)
●店頭在庫/約2万5000点(レコード5割、CD3割、その他DVDや書籍など2割)
●備考:ナニワ商会はバナナレコードの他、カメラ専門店「カメラのナニワ」「タカチホカメラ」「レモン社」や撮影スタジオ「スタジオ728」を運営。「バナナレコード」は関西エリアに5店舗、東海エリアに4店舗展開している。

第606号(2025/04/25発行)15面

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