新年明けましておめでとうございます。2025年最初のコラムは、「2025年リユース業界の時流予測」を行いたいと思っております。先月号で、2024年の振り返りをしましたが、合わせて2025年のリユース業界について考えていました。しかし実は2024年に出した下のKWから、多少ニュアンスは変わっても大きく変わらないのでは?と思っています。
「人気店」よりも「繁盛店」を目指す
そんな状況ですので、今回はその中から1つのテーマについて考えてみたいと思っています。
突然ですが、「人気店」と「繁盛店」の違い、みなさんはご存じですか? 「人気店」は新規のお客さんがたくさん訪れ、予約が取りづらいお店。一方、「繁盛店」はリピーターの利用が多く、新規のお客さんはなかなか予約が取れないお店を指します。さて、あなたのお店はどちらに当てはまるでしょうか?また、どちらを目指していますか?
多くのリユースショップでは、毎月チラシやWeb広告にお金をかけて新規顧客を獲得しようと努力していますよね。でも、既存のお客さんについてはどうでしょう?データをしっかり管理したり、現場のKPIを設定したり、リピーター向けの販促費を投入したり、接客の質を高める研修を行ったりしているお店は少ないのではないでしょうか。でも本当に目指すべきなのは「繁盛店」だと思います。
第599号(2025/01/10発行)10面