ブループリント スマホアクセ販売店で差別化
2025年03月18日
スマホ修理・買取店を展開するブループリント(東京都新宿区)は、スマホアクセサリー販売を主体とした「COCOスマホソニック」屋号の出店に本腰を入れ始めた。昨年には2店をオープン。スマホ修理と買取業界で競争が加速するなか、独自のサービスで差別化を図っていく。
修理・買取業と親和性
昨年10月に新規開店した「COCOスマホソニック錦糸町店」
COCOスマホソニックはPARCOなど商業施設内に店舗を構え、スマホケースや充電器、保護フィルムを扱う。商品単価は3000円台が中心で、1店舗あたりの在庫金額は3000万円ほど。修理と買取りも対応する。
差別化としてスマホアクセの販売を選んだ理由は、初期費用が高く参入できないプレイヤーが多いと分析したためだ。「競合が増えている背景として、スマホの修理と買取は300万円ほどの低コストで開業できる点もあります。そこで初期費用は1500~2000万円がかかりながらも、既存事業と親和性の高いサービスに参入しました」と中村友昭社長は話す。
第603号(2025/03/10発行)6面