CDRエコムーブメント、ロボットアームで中古スマホ自動撮影

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「リユース×テクノロジー」

CDRエコムーブメント、ロボットアームで中古スマホ自動撮影

2025年03月11日

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リユース×テクノロジー

CDRエコムーブメント(東京都千代田区)は24年10月より、中古スマートフォン・タブレットの撮影および傷判定などを行う機材「CAPロボ」の販売を開始している。EC用の商品撮影を自動化しつつ、画像をAIが分析し傷のある箇所を判別する。人力での作業に比べ時間を約7割短縮する。

100台を5時間で、EC出品も支援

CDRエコムーブメント 下部のLEDが青く点灯すると稼働中、緑が作業終了、赤がエラー下部のLEDが青く点灯すると稼働中、緑が作業終了、赤がエラー

「CAPロボ」のサイズは縦1.7m、横1.25m、奥行き0.77m。中古スマホを機械に備え付けられたトレーに向きを並べてセットし、開始作業を行うと自動で撮影および傷判定を行う。

ロボットアームが動き、先端のエアー吸盤で本体を持ち上げ、カメラと照明が取り付けられた箱の中で撮影する。撮影を終えると、排出用のトレーに順番に並べていく。

写真は端末1台あたり10枚が標準だが、枚数や画角は個別にカスタムができる。写真のピントは自動で調整し、端末の位置も搭載された2台のセンサーにより自動調整する。撮影画像の白抜きも自動で行う。

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第603号(2025/03/10発行)15面

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