宝石総合科学研究所、宝石査定の資格試験
2015年12月12日
実技と筆記で能力認定
宝石鑑別機関の宝石総合科学研究所(福岡県福岡市) は、11月から宝石査定に関する資格試験を開始した。
「宝石鑑定査定士」は、中古宝飾品の適正な商品価値や市場価値の判定や、真贋を見極める能力を認定する資格。ダイヤやルビーなど6種類、それぞれ初級、中級、上級が設けられている。
試験は初級のみ知識等を問う筆記と実際に宝石を鑑別する実技試験を行い、中級以上は実技のみで行われる予定だ。
11月にダイヤ初級の試験が行われ70名が受験した。合格率は80〜90%の見込み。今後 1月にルビー初級、1月にサファイア初級の試験が行われる予定。会場は東京、大阪、福岡で開催。受験費用は1万円。
381号(2015/12/10発行)3面