ワンビ、遠隔データ消去
2016年12月26日
特許を取得
ワンビ(東京都渋谷区)が11月25日に、遠隔データ消去方法に関する特許を取得した。
ネットワーク経由で管理サーバーから消去命令を発行し、命令を受信したコンピュータのOSを含む全データの消去を行う技術。遠隔でデータ消去するには高度な機能が必要なためOS上でプログラムを動かす必要があるが、従来の技術ではOS上で消去プログラムを動作させるとOSを消去することができなかった。
OSには利用者固有のネットワーク情報や設定情報が保存されていることがあるため、データ消去できず情報が流出することでサイバー攻撃の一因となる可能性がある。
ワンビの技術を使えば、コンピュータの紛失や盗難の際にも、データ消去ができるようになる。
406号(2016/12/25発行)1面