東洋、「宝石キャッチャー」景品№1に
2017年01月27日
100円でダイヤやルビーとれる
買取店「エブリデイゴールドラッシュ」などを運営する東洋(埼玉県北本市)がクレーンゲームの景品「色石キャッチャー」を開発しクレーンゲームプライズアワードのナンバーワンに選ばれた。
東洋が運営するクレーンゲーム店には宝石キャッチャー目当てに多くの人が集まる。
展開する買取店13店舗で集めたジュエリーの中から、再販しづらいルースの宝石をパックにしてクレーンゲームの景品にしたもの。同社が2店運営するクレーンゲーム店で景品にしたところ、100円でダイヤやルビーやパールを取ることができるとして人気に火がついた。他のゲーム店から卸してほしいという依頼も受け、昨年8月から卸も開始。現在全国50店で景品として使われている。今後も卸先を増やす計画だ。
再販しづらい小さな色石を景品にした。コンプリートを目指すファンもいる
東洋では色石のサイズやカットなどの価値を上げた「宝石キャッチャー2」も開発中。原材料調達のために、消費者だけでなくほかのリユース店からも買い取りを行っている。開発者の天沼氏は、「1キャラない小さな色石は売却してもグラム20円程度にしかなりません。当社は、宝石キャッチャーという出口があるため、1粒800円程度で買い取ることができます」と話す。
中村秀夫社長(左)と宝石キャッチャー開発者で統括マネージャーの天沼慎五氏
408号(2017/01/25発行)3面